2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

非平衡統計ゼミ(第一回)

『岩波現代物理学の基礎[第二版]5巻、統計物理学』5章から8章(長いな…(^^;))を使ってゼミを始めた。今日の担当はさがわ。§5.1〜5.3をやった。 (マルコフとは限らない)一般の確率過程では、はじめの状態を用意するときに少し注意した方が良いようだ。 ブラウ…

3限、ファインマン経路積分論文

6節、経路積分からシュレディンガー方程式を導く話。5節で経路積分の方法で導入した波動関数は、作用の足し上げの形で書かれる。微小時間後の波動関数を差分の形で表すと、波動関数の時間発展が得られるはずである。 ここで、作用はラグランジアンの時間積分…

ゼミの予習が終わらなかったので、先週と同じく午前中をサボってしまった。

提出物があったので、勤めていた塾に行った。 ついでに、俺の受け持っていたクラスの授業を見学した。塾でも1,2を争うベテランの先生なので、(進学塾として)ほとんど完璧な授業だった。しかし、彼の授業があまりに完璧だからこそ、問題はより浮き彫りになる…

4限、科学哲学

本の第一章。デカルトの「方法序説」について。我思う故に我あり、は哲学者には面白いのかもしれないが、ここではそこはどうでもいい。方法序説には、(デカルトが考えた)「専門科学の研究者的思考」を行うための4つの規則が書いてあり、序説のあとには、この…

2限、言語学

言語学の歴史。「音」の研究なくして言語学はない、と昔の人は言ったそうな。 「音」の変移の話。変移の仕方にある傾向が見られるが、これが普遍的な法則かというとあやしい。言語学は科学にはなりにくい、ということだ。(理解が不十分ですが、今の段階でも…

1限、非平衡統計

歴史的概観だから、お話としておおらかに聞くのが良いのだろうか。講義は自己完結的になっていないようだ。

課題研究発表会の準備

午後が丸々つぶれた。やっぱり結果はおかしいらしい。

2限、原子核物理

塾講の(つまり高校物理の)最終回が原子核だったので、近頃原子核に興味を持ってました。今まで高校にうぶ毛が生えた程度の知識しかなかったので、今日は面白かったです。てか先生がいいなあ。何が奇妙なのか、何が解決されるべき問題なのか、わかりやすく説…

睡眠時間を削ってがんばって1限に行くと、教室がもぬけの殻。朝から休講で朝からやる気をなくした。やる気のない一日。

4限、物理の英語

授業中にアナウンスを英語でするなよ。わからんじゃないか。あと、単語多すぎ。訳くらい言ってくれ(^^; 放課後、来週からの自主ゼミ予定を決めた。決まらなかったけど場古典は是非やりたい。P5かどっかの課題研究に混ぜてもらうのもありやけどなあ…。て…

3限、重力

てっきり一般相対論をやるのかと思いきや、後半の6月末まで等価原理が現れないらしい。先生がいうように、ニュートン重力も簡単ではない。ただ、宇宙の個別現象にはあんまり魅力を感じないんだな。どうしたもんかな…。(矛盾するみたいやけど、ブラックホール…

2限、非素粒子論屋のための場の理論

小貫先生の統計物理に出るつもりが、友達に捕まってこっちに行ってしまった。今日は非可換ゲージ理論の導入。畑先生は字が大きいから、ゆっくり板書が進むのが良い。あいかわらず物理には見えないのは、この分野だとしょうがないのかな。数学にも見えないし。

1限、物理数学特論

多様体の定義など。2回生の幾何入門でやった話をユークリッド空間上でやった。

5限、大学で学ぶ物理学

中村卓史さんの話は面白いので出てみた。ノーベル賞級の発見をした物理学者を、1回完結型で解説していくらしい。今日はハッブル、来週はプランクのようだ。扱われる学者のうち、半分以上が何をしたのか知らない人なので、知らない人の回だけ出ようと思う。 …

3限、教育評価の基礎1

先生はいい人そうで、やる気もありましたが、興味がなかったので来週からは出ません。日記に書く必要もなかったのですが、某友人に書いておいてといわれたので。 関係ないけれど、「教育評価」用語を眺めていると、量子力学が思い浮かびました。量子力学にお…

2限、場の量子論

特殊相対性理論の復習と、Klein-Gordon方程式。特に変わったところはない。物理的な話や哲学的な話はあまりせずに、(語弊のある表現だが)アメリカの教科書的にすっきりと丁寧に、場の量子論を説明してくれるような感じ。物理的に面白い授業ということもない…

税金の使い道

4回生の課題研究の研究室ですが、事前に調べていた以上にハード面が充実しています。学部生でも、理論系の研究室に必要なものはほとんど全て使えるようです。京大の理論物理でここまでそろっている研究室と言うのはほとんど聞いたことがないです(^^;)ここま…

昨日部屋を片付けました。常に散らかっていた部屋がこんなにすっきりしたのは2年ぶりくらいです。部屋の体感面積が拡大したので、なんだかそわそわして落ち着きません。読書するには適度に散らかっていた方がいいようです。しばらく掃除はせずに散らかすこと…

輪切り思想

生物系教授が「偏差値学生とのつきあい」と題して、「偏差値制度から生まれてくる学生さんは、頭の中が輪切り」であり、「輪切りが全国隅々まで行き渡ってる」という話をしている。 短い期間とはいえ、僕も偏差値教育の生徒側と講師側を体験しました。その間…

4限、科学哲学入門

今年退官される内井先生の講義。さわりだけしかみていないが、対応する教科書も含め、すばらしい。俺のこの3年間の最大の興味、物理学とはなんなのか、物理学は、(というよりも物理学徒は、)どうあるべきか、という問いを考えるヒントが得られそうだ。ただし…

2限、言語学?

物理化学に出ようと思っていたら休講だったので、言語学に行った。言語学にも色々あるらしいのだが、以前から興味のあったものと内容が近そうなので、来週からも来ようと思う。成績評価に出席を取ることが不可解だが。

1限、非平衡統計

今日は歴史的な話。現代から整備した話でもいいが、ある程度歴史を抑えなければ物理の本当のところはわからない、というのがこの3年間で学んだことだ。ある程度物理を勉強してから、再び歴史に戻りたい。そうすれば、Gibbsのした仕事が非平衡統計に与えた影…

今日から新学期。実家から河原町まで電車で行き、そこからバスに乗った。バスが鴨川にさしかかると、窓の外には満開の桜。3年前大学に入学したときに見た桜を思い出した。バスを降りると、百万遍は自転車天国。毎年繰り返される風景を横目に、今年も頑張ろう…

出会いと別れは春に集中しますね。今日は4回生でやる課題研究(卒業研究)の1回目の集まりがありました。机ももらって、これから1年間はこれを中心に生活していくことになります。一人の友達を除いて、先輩も同級生も知らない人ばかりですが、気さくな人たちば…