多忙。

忙しい一日だった。

朝、y○邸で朝ご飯をごちそうになってから家に帰った。
帰って高校生向けの宇宙物理の解説を書く。イメージを文字にすることの難しさに悶絶し、寝てしまった。
昨日ほとんど寝てないこともあって、3限「大澤真幸論」を休んでしまった。最近宗教の話ばっかりで面白くないし、まーいっか。

  • 4限「電磁気演習」

相変わらず面白い。なんなんだ、この演習は。

    • 砂漠の砂はある条件を満たすと、三日月状になる。この三日月は移動するのだが、方向はランダムである。さて、どのような原理で動いているのだろうか。粒子自体が動いているのか、情報が動いているのか。
    • 微分方程式が一意的に解けるようなものを「可積分系」という。実は物理の基礎方程式はほとんどが可積分系である。これは一体何を意味するのか。人によってはこれを見て「だから神がいるのだ!」というらしい。大澤真幸論を学んでいると、簡単に反論ができそうだ。

しかし、ナヴィエ=ストークス方程式は可積分かどうかわかっていない。

  • 5限「ウェーブレット(?)」

山田道夫先生の授業はやっぱりわかりやすい。情報処理なんて教えないで、別の授業を受け持ってもらえないかなあ。せめて、物理数学でもいいから、もっと何かあると思う。ウェーブレットに感動して、帰りに4000円もするウェーブレットの入門書を買ってしまった。山田先生が訳しているし。

    • sampling定理。ある波が、振動数がある範囲以下の重ね合わせでかけている場合、その波は離散的なサンプリングだけで再現できる。これを用いているのがCD。人間が聞こえる音域以下の音を録音してやって、これをサンプリングするとデジタル情報になるが、この情報だけから元の音が完全に再現できる。
    • JPEGフーリエ展開で圧縮している。JPEG2000はウェーブレットで圧縮している。後者の方が圧倒的に解像度がいいのだが、なぜか、一部のマニアにしか普及していない。

帰って、あまりに眠いので寝る。起きて宇宙物理の入門を書く。たったA4で2枚の内容だけど、まあまあ納得する物はできた。
セミナー書類の総チェック。参加者発表のプリントを書き直す。結局寝たの5時だ。