ローレンツ祭

今日は物理学教室の祭、ローレンツ祭だった。なんとなく進む方向が限られてきたと言う意味で、今日は進路選択への第一歩なのかもしれない。

  • 流体物理学研

助手の先生や博士課程の院生が親切に色々と教えてくれた。展示などは何もなかったが、2時間しゃべっていた。ここの研究室ではかなり古典的な問題を扱っているらしい。例えば、風船を二個くっつけて持って手を離すと、二つは勝手に離れていくが、この離れ方はr^3とt^2が比例するらしい。(数字があってるかは不安)普通のブラウン運動だとrとt^2が比例するのは理論的にわかるが、三乗に比例するのは何故だかわからない。わからないが実験すると上手くいくそうな。
助手先生にランダウ物理学教程は古いと言われた。あそこまではっきり言われると気持ちいいもんだ。「非常に長い計算の結果、○○になる。」「ここまでくると、後は簡単な計算で、○○になる。」(と書いてあるが、決して簡単ではない。)というのが気にくわないらしい。アメリカ人が書いたやつの方が懇切丁寧でいいと言うことだ。もちろん、俺はそんな長ったらしいの読んでられないがなっ!笑。ぬしにこの話をしたら、「アメリカ人は懇切丁寧に書かないとわからないんだよ。彼らは味もよくわかってないし。」と言われた。上手いこと言うなあ。(こんなに書いててなんだが、アメリカ人を批判しているわけではない。)
京都のすごい教授について聞いたら、基礎研の太田さんと、(もう退官された)川崎恭二さんの名前を挙げていた。

はまた今度書こう。