さがわの作った(メモした)問題を解く。
すばらしいメモだったぜ!時間的な制約から、最後のBECの問題ができなかったのは残念やけど。(大学初頭レベルの)物性論は練習問題的な面白さがある。この種の面白さは、抽象的なお話だけでは味わえないんだな。こういう問題をとりあえず考えることができるようになったと言うことは、大学の3年半で少しは成長したと言うことか。
考えてみると、自分自身、知的成長を感じるときというのは、味わえる物語の種類と数が増えることきなのかもしれない。幼稚園に入るか入らないかという頃、文字が読めるようになって世界は驚異的に広がった。あの頃は身の回りの活字と言う活字に興味を持った。数の概念を手に入れたのがいつだったのかはわからないが、筆算を覚えた頃はいろんな具体例を考えて毎日筆算ばかりしていた気がする。(関係ないが、小さい頃に公文とかに行かなくてよかった。テスト用紙に与えられた問題を筆算するより自分で問題を考える方が楽しいはず!)
数理的な研究にたずさわる、ということは自分の世界がどんどん広がっていくことなのだろう。それが魅力的で、俺は研究者を目指している。研究者を職業にすると、常に成長していかなければならないのであれば、これはなかなか大変だ。昨日の自分と戦い続ける一生!ってことだな。